今回はコーヒーについて学べるおすすめの本5冊を紹介していきます。紹介する5冊については、僕が実際に読んでみた中から厳選したもの。
「コーヒーの本に興味があるけど、何を選んだらいいかよく分からない。」
こんな悩みを持っている方は、ぜひ参考にどうぞ。さっそく紹介していきます…!
コーヒーの本|初心者におすすめしたい2冊
コーヒーの本おすすめ①:コーヒーを楽しむ教科書【初心者向け】

初心者向けに一番おすすめしたいのがこちら。監修は世界バリスタチャンピオンの井崎 英典さん。『コーヒーを楽しむ教科書』という名前の通り、丁寧な図解を用いて”趣味でコーヒーライフを楽しむために必要な情報”を解説してくれている。誰でも読み進めやすいため、とりあえず一冊買ってみようって方にはまずこれをおすすめしたい。
ざっくりメリットとデメリットとまとめると、以下の通り。
メリット
- 図解・写真・絵・漫画が用いられていて、誰でも読み進めやすい。
- 簡潔にまとまっていて、分かりやすい。
- 焙煎方法を除き、幅広い知識をつけることができる。
- 価格が1500円程度と比較的安く、コスパがいい。
デメリット
- 焙煎についての解説はほぼ無し。
- 浅く広めな解説。(※初心者にはちょうどいいレベル感)
⇒結論、他に本がある方・ある程度知識のある方は満足できない可能性もあるんだけど、コーヒー関連の本をまだ買ったことない初心者の方にはかなりおすすめな一冊だと思う。
コーヒーの本おすすめ②:珈琲完全バイブル【初心者~手慣れた人まで】

つづいて初心者からある程度慣れた人まで参考になるのが、こちらの『珈琲完全バイブル』。監修者は名店『丸山珈琲』の代表取締役社長”丸山 健太郎”さん。コーヒーのプロフェッショナルですね。
この本はちょこっと文字が多いので、先ほど紹介した『コーヒーを楽しむ教科書』と比較すると読みにくさは若干感じるかも。ただその分、コーヒーについて深く解説してくれているので、深く学びたい方にはとても参考になる本だと思います。
ざっくりメリットとデメリットとまとめると、以下の通り。
メリット
- 適度に深く、そして幅広い知識を得られる(例:アレンジコーヒー、食べ物との組み合わせ、ブレンドコーヒーの作り方、自家焙煎の方法等も学べる。)
- 図や写真を用いていて、比較的分かりやすい。
- コーヒーの淹れ方についての解説も豊富(各種ドリッパー毎、抽出器具毎)
- 1,760円と手が届きやすい価格帯
デメリット
- 丁寧な解説なだけに文字は多く、読み進めるのに時間がかかる。
⇒結論、いい本ですね。頑張って読んでみる価値は十分あると思います。
【コーヒーの本】コーヒー好き・マニアにおすすめしたい2冊
コーヒーの本おすすめ③:THE STUDY OF COFFEE【かなりマニアック】

つづいて小難しいけどかなり勉強になるのが、こちらの『THE STUDY OF COFFEE』。著者は堀口珈琲の会長である”堀口俊英”さん、科学的な目線でコーヒーを解剖している方です。
初心者には無理におすすめはしないんだけど、コーヒーが好きな方やコーヒーマニアには一回読んでみてほしい。そんな一冊です。
コーヒーの本おすすめ④:コーヒー美味手帖【日本の3名店に興味がある方向け】

つづいて+αでおすすめしたいのが『珈琲完全バイブル』。こちらは先ほどの「堀口珈琲」を含めたコーヒーの3名店(「カフェ・バッハ」「丸山珈琲」「堀口珈琲」)がコーヒーの基礎的な知識及びそれぞれの淹れ方等を解説・紹介している本となります。
各名店のコーヒーの淹れ方、それぞれの違いを学びたい方には参考になるはず。
あと、それぞれで取り扱っているコーヒー豆の特徴も紹介してくれているので、これから「カフェ・バッハ」「堀口珈琲」「丸山珈琲」で豆を購入してみたいと思っている方にもおすすめです。
ざっくりメリットとデメリットとまとめると、以下の通り。
メリット
- コーヒーの基礎的知識を学べる
- 名店のコーヒーの淹れ方を3通り学べるので、自分にあった淹れ方を見つけやすい。
- 3名店で取り扱ってるコーヒー豆の特徴が分かる
- 約1500円と比較的手を出しやすい。
デメリット
- 3名店に興味のない方にとっては、内容が薄く感じるかも(自社の淹れ方・豆の紹介がメインのため)
- 左開きですこし読みにくい
コーヒーの本おすすめ⑤:THE COFFEE BOOK【世界各地のコーヒー豆・多様なアレンジレシピを知りたい方向け】

最後に『THE COFFEE BOOK』という、主にコーヒー豆の生産国情報・アレンジレシピが豊富な本を紹介します。著者はイギリス・ロンドンの焙煎士アネット・モルドヴァ氏で、監修者は丸山珈琲の丸山健太郎さん。必須というわけではないんだけど、コーヒーの楽しみ方が広がる面白い一冊だと思います。
ざっくりメリットとデメリットをまとめると、以下の通り。
メリット
- 生産国のコーヒー豆の特徴、地域の場所が分かりやすい。
- カフェラテやカプチーノを含め、世界各地で親しまれているコーヒーレシピが約70種紹介されている。
デメリット
- コーヒー全般の知識をつけるためには、あまり役に立たない(メインは世界各地のコーヒー豆とレシピについて)
- 値段が若干高い⇒3,080円
⇒価格が少し高めなので無理に勧めないんだけど、余裕があれば”これまでに紹介してきた本とセット”で買ってみるのはアリだと思う。
コーヒー豆の特徴はどの本よりもパッと見て分かりやすく、コーヒー豆を購入したの時の楽しみが広がるはず。そして、おそらくレシピの豊富さには圧倒されると思う。
まとめ:コーヒーの本おすすめ5冊|実際に読んで面白かったものを紹介
以上、今回はおすすめのコーヒーの本を5冊、それぞれ紹介してみました。ぜひ自分に目的・レベルに合ったコーヒーの本を選んで、コーヒーライフをより一層楽しんでもらえたら何よりです。
今回はこんなところで。