ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノレビュー|安くて使いやすい初心者向けドリップポット

ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノレビュー|安くて使いやすい初心者向けドリップポット

「初めてコーヒーを淹れてみようと思ってるんだけど、安くておすすめのドリップポットってある?」

今回はそんな方におすすめの「ハリオ ドリップケトル・ヴォーノ」についてレビューしてみる

結論2,500円前後と手が届きやすい価格帯で、幅広い機能性を持った使いやすいおすすめのドリップポットなので、初心者ならまずこれを選んでおけば間違いないと思う

外観
(型番:VKB-120HSV)
開封前
付属品一覧
重量:409g
直火での温め
こんな人におすすめ
  • これからコーヒーを始めようと思っている方
  • 安くて使いやすいドリップポットを探している方

ユーザーレビューはこちら

メリット

  • 注ぎ口の水キレがよく、太くも細くも微調整しやすい
  • お湯を入れても持ち手が熱くならない
  • ドリップ中に蓋が落ちない
  • 3つのサイズ(500ml・600ml・800ml)から選べる
  • 直火、磁器調理器にも対応
  • 底径幅が広く、一般的な家庭用の五徳(ごとく)にもしっかり乗せることが可能
  • 価格が比較的安い

デメリット

  • バランス感は良くないので、注水コントロールはすこし難しめ
  • 水量の目安となる”目盛りがない”
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ハリオ V60 ドリップケトル・ヴォーノ|概要・スペック

製品名V60 ドリップケトル・ヴォーノ
カラーヘアラインシルバー(1200mlのみ”マットブラック”もあり)
型番 VKB-70・ VKB-100・ VKB-120HSV(VKB-120MB)
最大容量700ml・1000ml・1200ml
実用容量500ml・600ml・800ml
材質本体・フタ:ステンレス
フタツマミ・取っ手:フェノール樹脂
サイズ全長:約295mm(取っ手、注ぎ口含む)
全幅:約144mm(底径幅)
全高:約147mm(ボディ、蓋含む)
重量約409g
直火使用可
電磁調理器基本使用可(200VのIHもOK)
※ただ最小サイズ(実用水量500ml)のみ”IH非対応”なので注意
備考電子レンジ不可、オーブン不可
※食器洗浄機の使用可否は不明
公式サイトHARIO(引用)
※カラーは明確に言うと他にもあるが、価格が2倍くらい高いので今回は含めていない

ハリオ ドリップケトル・ヴォーノ|外観・付属品

まずはじめに、届いた状態がこちら▽

開封前

付属品を取り出すとこんな感じだった▽

付属品一覧
付属品一覧
  1. ボディ本体
  2. 取扱説明書

※使用上の注意とか使い方については取扱説明書に記載があったので、そこは予め読んでおくといいかも

外観としては、ボディ側面と持ち手の”柔らかいもこもことしたデザイン”が特徴的

外観

ハリオ ドリップケトル・ヴォーノ |レビュー

注水コントロールのしやすさ<4/5点>

ハリオの「ドリップケトル・ヴォーノ 」は、比較的注水コントロールがしやすい部類に入ると思う

注水のしやすさを左右するポイント3つ
  1. 水キレの良し悪し
  2. 流水スピードの緩やかさ
  3. 重心のバランス

まず注ぎ口がかなり鋭利な形状になっていて、この形状のおかげで水キレがいい

注ぎ口の形状
注ぎ口の形状

このおかげで液だれ(ノズルに沿ってお湯が外に漏れること)が起こることも無いし、水滴を落とすようにゆっくりお湯を注ぐこともできる

水キレの良さ
水キレ良し
水キレの良さ
水滴を落とすように注水することも可能

もちろんもっと太く注ぐことも可能なので、この調整幅の広さはかなり便利なポイントだと思う

細く注げる
太くも注げる

またノズル部分にはカーブが2つあることで、水の勢いも緩やかになっていて注ぎやすい

ノズルの形状

ただ少し気になる点を挙げると、重心のバランスは悪い

ここは感覚的なものになるんだけど、重心がズレてることで無駄に力んでコントロールしないといけないから、すこし難しさはあると思う

以上すこし難しさはあるんだけど、慣れればある程度注水コントロールは出来るドリップポットだと思う

その他利便性の高さ <4.5/5点>

その他にも「ハリオ ドリップケトル・ヴォーノ」は利便性の高い面が多い

使いやすいポイント3つ
  1. 蓋が落ちない
  2. 持ち手が握りやすく、熱くもならない
  3. 直火や電磁調理器での温めにも対応

※底径幅も広く五徳にも乗せやすい

1.蓋が落ちない

ハリオ ドリップケトル・ヴォーノは、はめる部分が長いので90度にボディを傾けても蓋が落ちない仕様になってる

蓋が落ちない仕組み
蓋が落ちない仕組み
90度でも蓋は落ちない

蓋が落ちそうだと安心してドリップできないから、ここは地味に嬉しいポイント

2.持ち手が握りやすく、熱くもならない

持ち手は握りやすく、樹脂製のため熱くなることもなく、使い勝手がいい

樹脂製の持ち手
持ち手の握りやすさ

3.直火や電磁調理器での温めにも対応

ハリオ ドリップケトル・ヴォーノは、ステンレス製なので直火にもIHにも対応している

ガスコンロでの使用
五徳にもしっかりとのる
直火で温める様子
実際にガス火で温めている様子

※私の家にはIHがないんだけど、IHも100W~200Wのものまで幅広く対応しているらしいので安心だね

水量には注意

ハリオ ドリップケトル・ヴォーノの各サイズの最大水量は「700ml・1000ml・1200ml」となっているんだけど、実際使える水量はそれぞれ「500ml・600ml・800ml」となっている

最大水量まで水を入れると温めたときに沸騰したお湯があふれたりして危ないので、ここは注意して選んだ方がいいと思う

水量の目安
1200mlのものであれば800mlはこの辺り

ただ、このドリップポットは残念ながら実用水量の目安となる目盛りがないので、入れすぎには注意して使わないといけない

以上、こんな感じで全体的な利便性はけっこう高くコスパも良いので、試しにドリップポットを使ってみたい方にはおすすめだと思う

まとめ:ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノレビュー|安くて使いやすい初心者向けドリップポット

あらためて「ハリオ V60ドリップケトル・ヴォーノ」のメリットデメリットをまとめると、以下のとおり

メリット

  • 注ぎ口の水キレがよく、太くも細くも微調整しやすい
  • お湯を入れても持ち手が熱くならない
  • ドリップ中に蓋が落ちない
  • 3つのサイズ(500ml・600ml・800ml)から選べる
  • 直火、磁器調理器にも対応
  • 底径幅が広く、一般的な家庭用の五徳(ごとく)にもしっかり乗せることが可能
  • 価格が比較的安い

デメリット

  • バランス感は良くないので、注水コントロールはすこし難しめ
  • 水量の目安となる”目盛りがない”

結論:こんな人にはおすすめ

こんな人におすすめ
  • これからコーヒーを始めようと思っている方
  • 安くて使いやすいドリップポットを探している方

とりあえずドリップポットを揃えたいって方はこれを選んでおけば間違いない!

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