Instagramをきっかけに試させてもらった「ものがたり珈琲(@monogatari_coffe)」さんのコーヒーサブスクが面白かったので、今回はその紹介をしていこうと思う。
「ものがたり珈琲って何?」という方も多いと思うのでざっくり紹介すると、サクッと読みきれる短編小説を片手に、コーヒー時間をより優雅に過ごそうってサービス。
コーヒー豆は2016年の世界バリスタチャンピオンである”粕谷哲さん”が監修したブレンド豆を使用してるよ。
僕も「ただコーヒー豆に短編小説がついてくるよ」ってだけなら正直興味はなかったんだけど、これなら”コーヒーもおいしそう”だよね。
自分用としてはもちろん、ギフトとして友達や家族にプレゼントすることも可能なので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
ものがたり珈琲とは?

ものがたり珈琲とは「小説と珈琲が毎月届く、体験型定期便」をテーマに、毎月その月・時期に合わせた「オリジナルの短編小説」と「ブレンドのコーヒー豆・粉(75g)orドリップバッグ(4パック/1種)」が”2セット”届くというサービスを提供している。
たとえば今回僕が試したのは3月分だったので”出会い・別れ・思い出”が主なテーマ。そしてそのテーマのものと、2種類の「オリジナルの短編小説・ブレンドコーヒー」が作られ届けられたって感じ。
プランとしては、毎月送ってくれる「定期便プラン(¥1,980)」と、1回送ってくれる「単月購入プラン/ギフト(¥2,500)」の2つ。今回僕が試してみたプランは後者の方だね。
ものがたり珈琲、コーヒーへのこだわり
1994年創業の老舗コーヒーロースター「ITOKU COFFEE」のものを使用し、ブレンドの配合は2016年の世界バリスタチャンピオンである”粕谷 哲さん”が監修している。また、豆・粉・ドリップバッグの3種類から選べるのでコーヒー器具を持ってても、持ってなくても楽しむことが可能。
ものがたり珈琲、オリジナル小説へのこだわり(小説の実例はこちら)
コンセプトは小説を通して「大切にしたい時間・人・つながりを見直すきっかけ」を作ること。小説およびテーマの監修は”小山 将平”さんって方が行っているらしい。紙媒体での読書はもちろん、QRコードを読み込むことで「電子媒体」で読むことができたり、「朗読」として”小説を聞く”こともできるよう工夫されてる。
⇒運営している会社は「株式会社絆人 / kizunato inc.」で、ものがたり珈琲のほかに、シェアハウスの管理・運営、地域活性化事業、イベント事業なんかもしている会社らしい。
ものがたり珈琲|短編小説×コーヒー豆のコーヒーサブスクを体験レビュー

ということで「実際試してみてどうだったか」について、詳しく紹介していこうと思う。
僕はコーヒーが好きだから、メインはコーヒーのお話になるかも…
ものがたり珈琲|商品の到着、開封
届いた商品のパッケージはこんな感じ。デザインかわいいよね


ということで早速開封していくと、中身は以下のとおりだった。
- 短編小説・コーヒー豆×2セット
- ロゴのシール
- メッセ―ジカード
- 今月のテーマ(中央の紙)

コーヒー豆と短編小説のセットは、それぞれこんな感じだね

ものがたり珈琲|届いたコーヒー豆の状態【鮮度・焙煎度合い・欠点豆】
つづいて、コーヒー好きが最も気になる届いたコーヒー豆の状態【鮮度・焙煎度合い・欠点豆】について紹介します。
まず鮮度について、届いた日が2022/3/6だったんだけど、焙煎日は前日の2022/3/5。タイミングが良かったかもだけど、鮮度の高いコーヒー豆を届けようとしてくれてるのは間違いなさそう。


つづいて焙煎度合いは中煎り~中深煎り程度(下写真)。もしかしたら季節ごとに変わるかもしれないけど、基本的には万人受けしやすい範囲で焙煎してくれてそうだよね。

それから欠点豆。写真で若干見えるんだけど、これもかなり少ない方だと思う(数えたら10gあたり3~5粒ほど)
僕は正直これくらいなら気にならない。
ものがたり珈琲|オリジナル短編小説の詳細
つづいて小説の方も開いてみていくと、下記のような作りになってた。


小学生のときとか、こんな感じで本を手作りしたことあるよね。(ないかな…?)
文字量としてはだいたい10分前後で読みきれるくらい。小説を読み慣れてる人には短いかもだけど、僕にはちょうどいいコンパクトさだった。
実際に読むときには、下写真のようにパラパラとページをめくって読める。

あと実はあらすじの下にある”QRコード”を読み込むことで、スマホ等の「電子媒体(サンプル)」で小説を読んだり、プロの「朗読(サンプル)」「一緒に聞きたい音楽」を聞いたりすることもできる。

自分に合うベストな楽しみ方をぜひ探してほしい
(個人的には「静かに紙媒体で読む」のがシンプルに一番良かった)
ものがたり珈琲|実際にコーヒーを飲みながら、短編小説を読んでみた

小説の感想は読書感想文みたいになりそうなので短くまとめると、短編ながらストーリー性はしっかりあって、それぞれ”何を訴えたいか”が鮮明に伝わってきて面白かった。
感覚的に20代後半~30代にぴったりな内容、一応それ以上の年代の方も昔を思い出しつつ楽しめるんじゃないかなとも思います。
で、それぞれのテーマに沿ったブレンドコーヒー。これが正直すごいおいしかったです。もちろん小説とあわせて楽しむことでより味わいが深くなるのもあるんだけど、コーヒー単体としても、かなりおいしい。。。
最近はストレートで飲むことが流行ってて、正直ブレンドってあんまり目立ってないんだけど、やっぱりいいよね。どちらのブレンドも、ほんとうにただおいしかったです。
まとめ:ものがたり珈琲|短編小説×コーヒー豆のコーヒーサブスクを体験レビュー

まとめるとコーヒーと小説どちらも好きな方とか、優雅なコーヒー時間を過ごしたいって方には試してみる価値は十分にあると思う。
ただもちろん小説があまり好きじゃない方にとっては、その分単価が高いというデメリットもあるので、そこら辺はぜひ好みに合わせて検討してもらえたらと思います。
⇒コーヒー器具を持ってないけど「これを機にコーヒーを淹れてみたい」という方
もしこんな方がいたら、以下の4つの「初心者~中級者向けセット」がコスパ的にも機能的にもおすすめです。
コーヒーミル:コーヒーミルがあれば粉で買うより賞味期限を2倍長く保てるので、これはあった方がいい
↓上が手動コーヒーミル、下が電動のコーヒーミル。どちらか片方でOK。
手で挽く感触・香りを楽しみたい方はこちら
or
はやくラクに挽きたい方にはこちらがおすすめ
ドリッパー+ペーパーフィルター:コーヒーを抽出するための道具。これはどちらも必須。
⇒このドリッパーは世界的にも人気の高いもの。サイズはまずはこの「1~2杯用」を揃えておくと便利です。
ドリップポット:細くをお湯を注ぐためのポット。これも必須。
とりあえず安くて機能的なものといればこちら
(最小サイズの実用容量500mlのものでOK)
1番のおすすめはこちら↑
(電気ケトル兼ドリップポットで、ものすごい便利)
コーヒーサーバー:抽出したコーヒーを溜める容器。一度に2杯分淹れたい方はあると便利。大きめの計量カップでも代用は可。
※もし毎回1杯分しか淹れないよって場合は、買わなくてもOK。その場合は”マグカップに直淹れ”するイメージ。
これは好きなものを選んでOKですが、僕は↑このコーヒーサーバーを使ってる。もし好きなものを選ぶ場合は、容量が400ml以上のものを選んでください。
あとは豆を量ったり、注湯量を量ったりするため、家庭用のキッチンスケールも必須となるので注意してください。
以上、今回はここまでです。
ぜひ色々と試しながら、コーヒーを通じて日々の生活を楽しんでもらたら何よりです。