カフェとかコーヒースタンドでよく見かける”月兎印のホーロー製スリムポット”
とにかくかわいいデザインが人気を集めているんだけど、実際の使い心地はどうだろう?
ということで、今回は新たに「月兎印 スリムポット(ホーロー製・レッド・容量0.7L)」を購入したので詳しくレビューしてみる
結論まあドリップはできるんだけど、実はデメリットもけっこう多いと思った
ただ「そんなデメリットも含めてこのデザインがいい!」という方は試しに買ってみても良いのかも

Amazonでは65%(178件)も星5評価だったから、デザイン重視の人には間違いなくハマる商品なんだろうね
※楽天市場とYahooショッピングではカリタコラボの限定色グリーンも発売されています
メリット
- レトロでおしゃれなデザイン
- つなぎ目や塗装が丁寧
- 6+1色と豊富なカラーから選べる
- ホーロー製だから金属臭がない
- 幅を取らないコンパクトなサイズ感
デメリット
- 取っ手が熱くなりすぎて直接持てない(温めたお湯を入れてドリップする場合も熱くなる)
- 傾けると蓋が落ちる可能性がある
- 底径幅が9.5㎝と狭いので、大きなガスコンロ(ごとく)だと置けない
- 表面がガラス加工なので、IHは非対応
- 注ぎ口の水キレが悪く、細く注ぐには向いていない



かわいいは正義って言葉があるけど、まさにそんな商品かな
おすすめのドリップポット3選は下記記事で紹介しているので、機能性も求める方はこちらを参考にどうぞ▽
ということで、ここからは詳しく「月兎印 スリムポット 0.7L」についてレビューしていくので、ぜひ最後まで参考にどうぞ
月兎印 スリムポット|概要・スペック


製品名 | 月兎印 スリムポット |
---|---|
カラー | 「ホワイト」「ブラック」 「ネイビー」「キャメル」 「レッド」「ブルー」 「グリーン(限定)」 |
容量 | 0.7L、1.2L |
材質 | 琺瑯(ホーロー) |
サイズ (幅×奥行×高さ) | 0.7L:約195mm × 95mm × H160mm 1.2L:約225mm × 110mm × H195mm |
底径幅 | 0.7L:約95mm 1.2L:約110mm |
重量 | 0.7L:約435g 1.2L:約580g |
直火 | 対応 |
電磁調理器(IH) | 非対応 |
備考 | オーブン○ 電子レンジ× 食器洗浄機× |
会社情報 | 株式会社フジイ(旧:藤井商店) |
鉄で成型されたものにガラスの釉薬を焼き付けた素材
表面はガラス質の柔らかい質感となり、金属臭を防いでくれたりする効果もある
月兎印 スリムポット 0.7L| 外観・付属品
まずはじめに、届いた状態がこちら▽




開封すると、中には「本体」と「蓋」、あと「月兎印のリーフレット」の3つが入ってた▽


ドリップポットの外観としてはこんな感じ▽




継接ぎ部分や塗装については、特に目立つところはない
丸みを帯びた形状に、琺瑯製のぽってりした質感と鮮やかな色味が加わって「レトロで可愛いデザイン」になってると思う
そして実際に使う時には、こんな感じになる▽


あとで詳しく話すけど、持ち手には厚手の布を巻いて淹れる
手間はかかるんだけど、これもこれでレトロな雰囲気が出てて可愛いよね
そしてポットの中はこんな感じ▽


ベースは「黒色」で、星屑のように白色の小さな斑点が散りばめられているデザイン
外だけじゃなくて、ちゃんと中まで可愛くデザインしてるのは良いと思った
最後に、正面には「月兎印のトレードマーク」となるシールが貼られてるんだけど、これもかわいくていい感じ▽


リーフレットには「トレードマークのシールは剥がしてご使用してください」って書かれてるけど、個人的には可愛いからつけたまま使おうと思ってる
以上、外観のデザイン的にはかなり可愛いから、デザイン性を優先するなら「月兎印 スリムポット」を選んでおけば間違いないと思う
つづいては具体的な使い勝手について詳しくみていくんだけど、「デザイン性より機能性を優先する方」はぜひ参考にしてほしい
月兎印 スリムポット 0.7Lレビュー|使い勝手でのデメリット3つ
使ってみた感じはまあまあ使えるって感じなんだけど、デメリットも実は3つあった
- 細くお湯を注ぎにくい
- 取っ手が熱くなりすぎて素手では持てない
- 蓋がすぐに落ちそうで怖い
②と③には対策方法があるんだけど、①はもう「そういうもの」だと諦めるしかないかな
デメリット①:細くお湯を注ぎにくい
まず「月兎印 スリムポット」は、注ぎ口が丸っこい形状になってるんだけど▽


この丸っこい注ぎ口の形状によって細く注ぐとき、お湯はこんな感じで「注ぎ口の外側」にひっついてくる▽




このせいで細く注ぐときの調整がかなり難しいのと、少し角度がズレると注ぎ口を沿ってお湯がこぼれてくる
スピーディーに太く注ぐには問題ないけど、ゆっくりと細く注ぐには向いてないかな
デメリット②:持ち手が熱くなりすぎて素手では持てない
私は”あらかじめ温めたお湯”をポットに移してから注ぐタイプなんだけど、「月兎印のスリムポット」はそれでも1分も経たず持てないくらいに持ち手が熱くなった
対策としては、”厚手”の布を巻いてからグリップするしかない▽


これもこれでレトロな雰囲気が出てかわいいんだけど、手間になるのは間違いないかな
デメリット③:蓋がすぐに落ちそうで怖い
「月兎印 スリムポット」の蓋は内側に丸まってて、蓋をすると言っても実際は「蓋が乗っかってる」だけになる▽




だから注ぐときは蓋がグラついて落ちそうだし、すこし不安
(実際はかなり傾けないと落ちてはこないんだけど)
もし蓋をつけて使用するなら、厚手の布で蓋を押し当てて注ぐようにした方がいい
ただもし気にならないなら、個人的には蓋をとって使う方がラクだとも思う▽


実際プロの中には蓋をせずに使用してる人もいるから、特に大きな問題はないと思う
以上、気になるところはこの3点のみ
機能性を求めるなら正直このドリップポットじゃない方がいいかもしれない
月兎印 スリムポット 0.7L |口コミ・評判
月兎印のケトル想像以上に可愛い😊 pic.twitter.com/LduR5wtzLi
— みらい (@mi11103ku) September 7, 2021
二代目のドリップポットを買いました 月兎印スリムポットレッド0.7リットルです 初代のステンレスのものは金属臭が気になっていたのでホーローにしました pic.twitter.com/USY5fDQXTj
— バヤシ (@masazoni4312) December 2, 2017
月兎印のドリップポット買いました。
— こかじ (@HonHonSan66) February 9, 2017
だんだんライトアップコーヒーみたくなってきてる。。
ただ青が好きなだけです。。
今更ながら1.2Lの方買えばよかったと後悔(笑) pic.twitter.com/nz2Ml8YoSG
1~2杯分のコーヒーを淹れるなら0.7Lの方でOK、3~4杯分一気に入れるなら1.2Lを選んでおいた方が無難かも
レビューを見ても、やっぱ見た目重視で購入した人が多いイメージ
まとめ:月兎印 スリムポット 0.7Lレビュー|レトロなデザイン×豊富なカラー【ホーロー製】
以上、今回は「月兎印 スリムポット(0.7L)」についてレビューしてみた
あらためてメリットとデメリットをまとめると、以下のとおり
メリット
- レトロでおしゃれなデザイン
- つなぎ目や塗装が丁寧
- 6+1色と豊富なカラーから選べる
- ホーロー製だから金属臭がない
- 幅を取らないコンパクトなサイズ感
デメリット
- 取っ手が熱くなりすぎて直接持てない(温めたお湯を入れてドリップする場合も熱くなる)
- 傾けると蓋が落ちる可能性がある
- 底径幅が9.5㎝と狭いので、大きなガスコンロ(ごとく)だと置けない
- 表面がガラス加工なので、IHは非対応
- 注ぎ口の水キレが悪く、細く注ぐには向いていない
使ってみると色々と気になるところはあるんだけど、プロ含め多くの人に愛用されている商品でもあるから、
正直便利さだけじゃ測れない「愛情をもって扱うべき道具」なんだと思う
こんな人におすすめ
↓こんな方は3000円台で買うこともできるし、一回試してみてもいいと思う
- デザイン重視で可愛いホーロー製のドリップポットがほしい方
- オシャレな雰囲気や時間を楽しみたい方
※楽天市場とYahooショッピングではカリタコラボの限定色グリーンも発売されています